熊本県菊池郡大津町の医療法人潤心会熊本セントラル病院

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外科

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診察時間(科によって異なります)

 
           

受付時間

【午前】8:30 〜 11:30

スタッフ

部長

山口 賢治 
日本消化器外科専門医
日本外科学会専門医

医長

古閑 敦彦 
日本外科学会専門医
診察日
原則として月〜土曜日の午前中
手術日
火曜日、木曜日

当科では下記の手術を行っています。

  1. 胃、大腸の良性疾患および癌
  2. 鼠径ヘルニア(脱腸)
  3. 胆道系疾患:胆石症、胆嚢炎など
  4. 急性腹症:虫垂炎、十二指腸潰瘍穿孔など
  5. その他:気胸、体表面の腫瘍など

主な病気についての説明

胃癌、大腸癌

どちらも消化管の粘膜に発生します。
癌は正常な組織と違い周囲の脂肪筋肉、血管などにみさかいなく侵入していきます。また個々の細胞が外れやすく血液やリンパ液に乗って遠くの臓器に転移します。
このため進行した癌では出血したり、すぐそばの臓器に堅くくっついたり、肺や肝臓、脳などに転移します。

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ここで、早期癌と進行癌の違いについて説明します。
早期癌とは癌が粘膜層から粘膜下層までにとどまったものです。
粘膜下層には血管やリンパ管が多いため、早期癌でもリンパ節転移が認められる場合もあります。
進行癌とは癌が粘膜下層を超えて進展したものです。
CTなどで明らかなリンパ節などへの転移がない場合、小さな早期癌は内視鏡で取れることもあります。
しかし、進行癌では手術が必要になります。
手術の方法は癌の発生部位や転移の有無などにより異なります。

ある程度進行した癌では術前や術後の補助療法として化学療法(抗がん剤治療)などを行います。

胆石症、胆のう炎、胆のうポリープ

胆嚢は肝臓の下にある袋状の臓器で、細い管(胆嚢管)で肝臓からの管(胆管)につながっており、肝臓で産生された胆汁をいったん集め、濃縮し、食事すると収縮して胆汁を十二指腸内に送り込み消化、吸収を助けるという働きをします。 ただし、胆嚢がなくてもほとんど問題はありません。
胆嚢炎はこの胆嚢の中に石(胆石)やごみ(胆泥、胆砂)が貯まって胆汁の流れが滞り、胆嚢の中に細菌が繁殖しておこります。 症状としては右上腹部痛(胃痛と勘違いされる方もいます)や発熱、黄疸などです。

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胆嚢ポリープは胆嚢の中にできたキノコ状の腫瘍です。 多くはコレステロールが固まったものですが、時に胆嚢癌の場合があります。 特に最大径が1cmを超えると癌の可能性が高くなると言われています。 胃や大腸のポリープと違って胆嚢ポリープはカメラで取ることはできませんので癌かどうかを調べるためには手術で胆嚢ごと摘出しなければなりません。

胆嚢炎を起こすと炎症や癒着により手術操作が困難となり、合併症を生ずる危険性が高くなりますので、その前に手術されることをお勧めします。
当院での入院期間は、約3〜7日間です(年齢や病状により異なります)。

鼠径ヘルニア

足の付け根のところがふくれたり、陰嚢が腫れたりする病気です。
小児と大人とでは原因や治療法が違います。
鼠径ヘルニアで最も怖い合併症は嵌頓(かんとん;はまり込むこと)です。
右図のようにヘルニアの袋の中に腸が入り、根本が締め付けられて血が通わなくなりついには腸が腐って腹膜炎を起こします。
このような事態を避けるために、鼠径ヘルニアなどでは予防的な手術を行います。
小児ではほとんどの場合ヘルニアの袋を根本でしばる手術で十分ですが、大人では筋肉が弱くなってヘルニアが出る場合が多く、筋肉の補強が必要になります。
昔は周囲の筋肉などで弱くなった部分を被っていましたが、再発も多く、術後の痛みも強いものでした。

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現在では弱くなった部分を特殊な補強材(メッシュ)で補強する方法で手術します。
この方法での再発率は約2〜5%といわれています。

当院では手術前日に入院していただき、術後の状態次第で2〜3日で退院できます。

腹腔鏡下手術

以前の腹部外科手術はお腹を大きく切っていましたが、近年では身体の負担を軽減するために腹腔鏡下手術を行う施設が増加しています。当院でも積極的に導入し、胆嚢摘出、虫垂切除、鼡径ヘルニア手術、胃や大腸の良性疾患に対する手術では第一選択としています。
また、胃癌や大腸癌についても早期癌を中心に施行します。
腹腔鏡下手術はお腹の中を炭酸ガスで膨らませた状態で小さな傷から管状のカメラを入れて中の様子をモニターに映し出し、さらに細長い鉗子を数本お腹の中に刺し込み、これらを操作して手術を行う方法です。
利点としては1)傷が小さく、術後の痛みが少なく、食事も早期に再開できる 2)お腹の中を直接触らないため術後の癒着が少ない 3)手術の視野が良いなどがあげられます。欠点としては1)手技的に難しく、時間がかかる 2)拡大して見ることができるが、見える範囲は狭く、視野の外での異常に気づきにくい 3)まれにお腹を膨らます炭酸ガスによって血管が詰まることがある などが挙げられます。また、炎症を繰り返して周囲組織との癒着がひどくなった場合などには、周囲の臓器や大血管を損傷する危険性があり、鉗子による操作が困難と判断したら従来通りの開腹手術に切り替えます。

手術に際しては、図表や使用器具、手術のビデオなどを用いて十分納得できるように説明を行います。 このため手術説明時には御家族の同席をお願いしています。

TEL 096-293-0555 熊本県菊池郡大津町大字室955

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